弁護士紹介Lawyears

薬学部卒業後、薬剤師としての勤務経験を経てから弁護士となりました。弁護士としては、薬事・ヘルスケア・医療・個人情報（医療関連情報）・薬局関連ビジネスの分野を積極的に取り扱っています。単に、法的リスクを検討するだけでなく、薬剤師としての知識・勤務経験及びネットワーク等を活かして、業界の実態・特性・行政の見解、実際の取締状況等を踏まえた対応を心がけています。

新規ビジネスの相談も受けることが多く、単にできるできないではなく、どのような形態で行えば適法に行うことが可能なのかという視点で解決策の検討を行っています。この分野では、よくグレーゾーンという言葉も聞かれれますが、グレーゾーンだから進める・進めないということではなく、リスクを踏まえて進めるのであれば、事業者としては適法であるという法的解釈をしておく必要がありますし、それに沿った運用も必要になります。そのようなリスクの分析、法的解釈、運用等の支援もしています。

また、社外役員等として法人の経営等にかかわる他、医療用医薬品の販売活動に関する審査・監督委員に参加するなどもして法人のガバナンスにも注力し、薬事だけでなく幅広く相談を受ける企業顧問も多く扱っています。その他、臨床試験にかかる倫理審査委員会の委員としての活動も行っています。

さらに、この分野における講演や執筆も積極的行っており、多い年では年に100件近い講演を行っています。薬事・ヘルスケア・医療分野のサービスを充実させることで、国民の健康な生活の実現を目指していきたいと考えています。

2006年の弁護士登録後、裁判所における訴訟事件、保全・執行事件、調停事件（民事、商事、家事）、裁判所から選任された破産管財人業務、裁判所外での交渉事件、企業の顧問業務、契約書作成業務等を幅広く行ってきました。

近時は、薬局等の紛争案件、Ｍ＆Ａ案件（事業譲渡、株式譲渡等）、相続・事業承継案件や行政対応と並んで、薬機法、景品表示法、個人情報保護法等が関連する事業スキームの法的支援を重点的に取り扱っています。

引き続き薬局関連等の紛争案件にも注力しつつ、そこで得られた視点も活かしながら、薬事・ヘルスケア・医療分野における、新規事業の立ち上げ等に伴う複雑困難と思われる諸課題に対しても、解きほぐして法的問題点の整理を行い、それぞれの課題に応じた解決策をご提案できるように尽力して参ります。

弁護士登録後、弁護団活動を含め消費者関連分野に積極的に携わるとともに、契約、法務アドバイスを始めとした企業法務にも携わって参りました。

また、薬事・ヘルスケア・医療関連分野では、薬事・ヘルスケア関連の新規ビジネス相談、ソフトウェア関連ビジネス、臨床試験関連紛争、薬局のＭ＆Ａなどの法的支援に携わって参りました。この分野は、複雑で多岐にわたる法令や行政規制があることから、法的根拠を踏まえて、分かりやすくご説明することを心がけております。

近年は、ヘルスケア分野において広告や通信販売に関する法務アドバイスを求められることも増え、薬事・ヘルスケア関連分野においても、消費者関連法令への配慮が重要になってきていると感じております。

今後も、薬事・ヘルスケア・医療関連分野において、消費者関連分野も踏まえた幅広い視点での法務支援を目指して参ります。